Googleは、Pixel 10シリーズにおいて、UFS 4.0ストレージを導入したと発表しました。ただし、この新技術を利用できるのは特定のモデルに限られています。
Pixel 10シリーズの中で、UFS 4.0ストレージを採用しているのは、512GB以上のストレージを持つモデルのみです。これにより、地域や価格帯によっては利用できない場合があるということです。
「Zoned UFS」とは何かについて、Googleからの公式な説明はまだありませんが、2024年にSK Hynixが導入した技術であるとされています。この技術は、データを異なる「ゾーン」に配置することで、ストレージの速度と寿命を向上させるものです。SK Hynixによれば、アプリケーションの起動速度が最大45%改善され、読み書きの劣化が40%向上するということです。
Pixel 10シリーズのストレージブランドについては、公式な情報はありませんが、これまでの傾向からSamsungが採用されている可能性が高いとされています。特に、128GBモデルはSamsung製の可能性があるとされています。
Androidデバイスでは、通常UFS 4.0ストレージは256GB以上のモデルにのみ搭載されており、Pixel 10シリーズも例外ではありません。128GBモデルはUFS 3.1に限定されているということです。
最良のストレージ性能を求めるなら、UFS 4.0とZoned UFSを搭載した512GBまたは1TBのPixel 10 Pro、Pro XL、Pixel 10 Pro Foldを選択する必要があります。256GBモデルでもUFS 4.0が搭載されていますが、128GBモデルはUFS 3.1に限られています。
このような状況は少々複雑ですが、Googleによるこのアップグレードは歓迎されるべきものです。