Googleは、Pixel Watchにおいて、常時表示メディアコントロール機能を年内に導入する方針を発表しました。現在、Pixel Watch 4、3、2のWear OS 6ではこの機能がサポートされていませんが、今後のアップデートで対応される予定です。
Wear OS 6では、デバイスがシステムアンビエントモードに入った際も「前のトップアクティビティが表示され、再開状態を維持する」ということです。具体例として、ユーザーがWear OSデバイスと対話していない時でも「現在の曲やメディアコントロールが表示され続ける」ことが挙げられます。
この機能はPixel Watch 4でライブとなった新しいMaterial 3 Expressive Media Controlsとして実装され、Pixel Watch 2と3のWear OS 6アップデートにも含まれています。Googleはまた、コンプリケーションに音符アイコンを追加し、ウォッチフェイスの下部に配置する変更も行いました。
右側の画面では、背景のアートワークが黒い背景にフェードし、各ボタンが薄い輪郭になり、画面上部に時間が表示されるデザインになっています。これはGoogle MapsのナビゲーションやGoogle Keepのメモと類似しています。
この機能はまだどのデバイスでもライブではなく、Googleは今週、年内にPixel Watchでこのメディアコントロールのアップデートを目指しているとしています。これは、GoogleのWear OS 6デバイス全てで利用可能になることを意味すると考えられます。次のPixel Watchの四半期アップデートは12月に予定されています。
現在のところ、メディアコントロール「アプリ」全体がぼやけ、時間が中央に重ねて表示される以前と同じ動作をしています。
一方で、GoogleはGeminiアプリでアカウントを切り替える際に再設定が必要となる問題にも対処する方針です。これは、電話機を使用しなければならない煩わしいプロセスを伴います。
