Spotifyは、Apple MusicのAutoMix機能に似た新しい機能を発表しました。これにより、ユーザーはプレイリスト内の楽曲間で独自のトランジションを作成できるということです。
Spotifyによると、この新機能は現在ベータ版で提供されており、プレミアムユーザーが曲間のトランジションをカスタマイズできるようにする方針です。ボリュームやEQ、エフェクトカーブなどを調整することで、よりクリエイティブなプレイリスト作成が可能になるとしています。
この機能は、Spotifyアプリ内のプレイリストで「Mix」オプションを選択することで利用できます。「Auto」オプションを選ぶと、曲間のトランジションが自動で作成されるほか、ユーザーの好みに合わせてカスタマイズすることも可能です。
また、Spotifyは「フェード」や「ライズ」などのプリセットを選択できるほか、ボリュームやEQ、エフェクトの詳細な調整も可能としています。さらに、視覚化された波形やビートデータにアクセスでき、最適なトランジションポイントを見つける手助けをするということです。
Spotifyのブログ投稿では、完璧なトランジションを作成するためのヒントやコツが紹介されています。この機能は、Spotifyプレミアム加入者向けに本日からベータ版が提供される予定です。
Apple MusicのAutoMix機能は、全体的に自動で動作するよう設計されていますが、Spotifyは特にプレイリスト内の楽曲間トランジションに焦点を当てているということです。Spotifyの「Auto」オプションもありますが、同社はカスタマイズオプションを重視しているようです。