SwitchBotのロボット掃除機K11+が、AppleのスマートホームフレームワークであるHomeKitに対応したと発表しました。これは、Matterプロトコルを活用したもので、ハブを必要とせずにHomeKitとの連携が可能です。
インド政府は、スマートホームアクセサリーや自動化のヒント、Appleのスマートホームフレームワークに関する情報を提供するシリーズ「HomeKit Weekly」を通じて、SwitchBotの製品がどのようにHomeKitと連携するかを説明しています。
SwitchBotのロボット掃除機をHomeKitに設定するには、まずSwitchBotアプリで掃除機を登録し、次にMatter Setupセクションに進む必要があります。ここで、アプリが生成するMatterコードを使用して、AppleのHomeアプリで新しいアクセサリーとして登録します。接続が完了すると、部屋を選択し、名前を付けることができます。
現在、Matterの実装により、HomeKitでのロボット掃除機の操作は基本的な機能に限られています。具体的には、開始・停止の操作や吸引力の調整、部屋の選択が可能です。SwitchBotアプリ内で家のマッピングを行えば、部屋ごとに名前を付けることができ、その名前はHomeKitにも表示されます。ただし、Homeアプリで既に作成した部屋とは直接リンクされません。
SwitchBot K11+の主な特徴としては、自己排出ステーションが小型であることが挙げられます。紙のシートより小さいサイズで、最大90日間使用できるダストバッグを収納できます。また、ツインサイドブラシを備え、絡まりにくい設計になっていますが、絨毯の種類によっては絡まることがあります。高さ3.6インチ(約9.1センチメートル)と薄型で、ソファやベッドの下に入り込むことができ、コンパクトなデザインとベースステーションにより、パントリーの棚下にも収まります。
全体として、SwitchBot K11+はHomeKitとの統合がスムーズで、Matterがサポートする最大限の互換性を実現しています。バッテリーサイズは他のモデルより小さいものの、厚手のウールラグやタイル、硬い床でも優れた清掃性能を発揮します。SwitchBot K11+はAmazonやSwitchBotの公式サイトから購入可能で、外部ハブを必要とせず、現代のApple TVやHomePodがあれば利用できます。
