動画配信プラットフォームのTikTokは、ファクトチェック機能「TikTok Footnotes」を米国で導入すると発表しました。これは、X(旧Twitter)の「Community Notes」に相当する機能です。
また、ティーンエイジャーによるTikTokの利用と動画投稿を監視するための新たな保護者向け機能も発表しました。
TikTok Footnotesは、短い動画で広まる陰謀論や危険な情報を抑制するために設計されています。TikTokのコミュニティの知識を活用し、ユーザーが動画に関連情報を追加できるようにするということです。
米国では本日からFootnotesのパイロットプログラムが開始され、ユーザーは動画にFootnotesを追加し評価できるようになります。評価されたFootnotesは、他のユーザーにも見えるようになります。
同社は今年初めにFootnotesの寄稿者募集を行い、これまでに約8万人の米国ユーザーを承認したとしています。Footnotesは最初は寄稿者のみに表示されますが、十分な評価を受けると一般に公開されます。ルール違反と思われるFootnotesは報告することも可能です。
さらに、保護者向け機能「Family Pairing」も発表されました。これは、保護者がティーンエイジャーの動画視聴と投稿を監視するための機能です。
Family Pairingには、動画への不適切なコメントをブロックするためのツールも含まれています。
画像提供:TikTok