YouTube TVとディズニーは、約2週間にわたる交渉の末、複数年にわたる新たな契約を締結し、ESPNやABCを含むチャンネルを再びオンラインで提供することを発表しました。
10月30日、ディズニーとYouTube TVの契約が満了し、ESPNやABC、FXなどの人気チャンネルがGoogleのライブTVプラットフォームで視聴できなくなっていました。交渉は難航し、他のGoogle製品にも影響が及んでいましたが、新たな契約が成立したということです。
11月14日、Googleとディズニーは、新たに複数年にわたる契約を締結し、ディズニーのチャンネルがYouTube TVに復帰したとしています。
YouTube TVは声明で、「ディズニーとの合意に達し、サービスの価値を維持しつつ、将来の柔軟性を確保しました。ABC、ESPN、FXを含むチャンネルがサービスに復帰し、ライブラリにあった録画も戻る予定です。ご不便をおかけしたことをお詫びし、交渉中の忍耐に感謝します」と述べました。
一方、ディズニーはプレスリリースで、「YouTube TVとの間でディズニーの全ネットワークとステーションを含む複数年の配信契約を締結した」と説明しています。
契約の「重要な要素」として、ディズニーは「YouTube TVが一時は1年契約を求めていた」と報じられていることに言及しました。これは、YouTube TVが米国で最大の有料テレビ配信事業者になることを目指しているためだということです。
Googleとディズニーの契約が他の影響を解消するかどうかは不明です。例えば、Google PlayでのMovies Anywhereのサポート喪失や、Google TV、YouTube、Google Playを通じたディズニー映画の購入が可能になるかどうかは、現時点では確認できていません。
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