Mac向けの音声文字起こしアプリ「MacWhisper」の開発者は、AI(人工知能)を活用した文字起こし作業を自動化できる新しいコマンドラインツールを提供開始したと発表しました。
「MacWhisper」は、これまで直感的な操作画面を通じて、複雑な文字起こしやさまざまなAIモデルの利用を容易にしてきたアプリです。今回リリースされた最新バージョンでは、操作画面を持たない「コマンドラインインターフェース」を利用したツールが新たに追加されたということです。
このツールは「mw」という名称で提供され、利用者はMacの端末操作画面(ターミナル)から直接アプリを制御できるようになります。具体的には、AIモデルの確認や切り替え、音声ファイルの文字起こしに加え、結果を別のプログラムに出力したり、スクリプトを用いて作業全体を自動化したりすることが可能になるとしています。
開発者によりますと、このコマンドラインツールは実行中のアプリと直接通信を行う仕組みとなっており、利用者が事前に設定したAIの処理エンジンやモデルをそのまま引き継いで使用できるということです。また、アプリが起動していない状態でコマンドを入力した場合でも、自動的にアプリが立ち上がる仕様になっているとしています。
開発者は今回の機能拡張について、大規模言語モデルと連携して文字起こしの精度を高めたり、利用者の業務手順に組み込んだりするなど、より高度な自動化を推進する方針です。
なお、関連情報として、およそ599ドル(約9万3000円)とされる低価格帯のノートパソコンなど、各種周辺機器に関する情報も併せて紹介されているということです。
