著名な証券アナリストが、アメリカのIT大手アップルの最新スマートフォン「iPhone 18 Pro」および「Pro Max」について、予約後の待ち時間から需要が低調であるとの分析結果を発表しました。
アナリストのジェフ・プー氏によりますと、「iPhone 18 Pro」の大部分のモデルは即時出荷が可能な状態にあるということです。また、最も人気が高い「iPhone 18 Pro Max」であっても、最長の待ち時間は3週間から4週間にとどまっているとしています。
プー氏は、供給量が過去のモデルと同水準であると仮定した場合、「iPhone 18 Pro」の人気は従来機種を下回っている可能性があると指摘しています。
一方で、こうした出荷の待ち時間のみで需要を正確に測ることは難しいとされています。アップルは現在、決算発表などにおいて製品の具体的な販売台数を公表しない方針をとっています。
専門家が販売動向を推測する際、製品の出荷予定時期を指標とすることが一般的です。しかし、これはあくまで需要と供給の差を示すものにすぎないということです。例えば、100万台の需要があっても同数の在庫が確保されていれば即時出荷が可能となる一方、需要が10万台であっても在庫が1万台しかなければ待ち時間は長くなります。
市場調査会社は、消費者の同意を得た上で注文メールの履歴を分析したり、アンケート調査を実施したりするなど、複数の手法を組み合わせて推測の精度を高めているとしています。
さらに今回、需要動向を読み解く上で最大の不確定要素となっているのが、新たなモデルである「iPhone Duo」の存在です。プー氏も認めているように、現在「iPhone Duo」の予約受付はまだ開始されていません。そのため、「iPhone 18 Pro」の購入を見送り、新モデルの予約開始を待っている消費者が一定数存在するとみられています。
「iPhone 18 Pro」の需要が低調に見える背景には、「iPhone Duo」への期待が予想以上に高い可能性が指摘されています。また、「iPhone Duo」は生産歩留まりが比較的低いと報じられており、今後の予約受付が開始された際、わずかな需要であっても出荷までの待ち時間が大幅に延びる可能性があるということです。
