スマートホーム機器を展開するAqara(アカラ)は、Appleのスマートホーム規格「HomeKit」の最新技術に対応した新型スマートロック「U400」を発売したと発表しました。利用者が近づくだけで自動的に解錠される機能などを備え、IT専門家などから高い評価を得ているということです。
Aqaraが展開する「U400」は、Appleが最新の基本ソフト「iOS 18」でHomeKitに導入した超広帯域無線(UWB)通信技術を、スマートロックとして初めて採用しました。UWBは、機器同士の正確な位置関係を把握できる技術です。
この技術により、利用者がiPhoneやApple Watchを身につけた状態でドアに近づくだけで、自動的に鍵が解錠されるということです。従来のBluetooth通信に比べて空間認識がより正確になり、機器に触れることなくスムーズに入室できるとしています。専用アプリを使用すれば、利用者がどの方向から近づいた場合に解錠するかを細かく設定することも可能だということです。
また、UWBに加えて、NFC(近距離無線通信)による「タッチ解錠」にも対応しています。iPhoneやApple Watchの「エクスプレスモード」を利用すれば、顔認証や指紋認証を行わずに端末をかざすだけで施錠や解錠が可能です。さらに、本体のタッチパッドでの暗証番号入力や指紋認証、物理的な鍵での操作など、多様な解錠方法を備えているということです。
設置については、既存の鍵に被せる簡易的な方式ではなく、鍵のシステム全体を交換する仕組みを採用しています。これにより、古いドアなどで発生しやすい鍵の引っかかりを防ぎ、より安定した動作を実現するとしています。
電源には、充電式のUSB-Cバッテリーを採用しており、1回の充電で最大6か月間使用できるとしています。
価格は269.99ドル(日本円で約4万1800円)となっています。専門家は、「これまでスマートロックには何らかの妥協が必要だったが、U400は設定後に手間がかからず、スマートホームの理想を実現している」と評価しています。Aqaraは今後も最新技術をいち早く取り入れ、スマートホーム市場における利便性の向上と技術的な自立を目指していく方針です。
