アメリカのIT大手アップルは、2026年に入りこれまでに11の新しいハードウェア製品を市場に投入したと発表しました。同社は独自の半導体チップの搭載を拡大するなど技術の自社開発を推進しており、9月にも大規模な新製品発表イベントを控えているということです。
2026年最初の新製品として、1月26日に第2世代となる「AirTag(エアタグ)」が発表されました。新しいAirTagにはアップルの第2世代超広帯域チップが搭載され、正確な場所を見つける機能の範囲が最大50%拡大したとしています。また、Bluetoothの通信距離の延長やスピーカーの音量向上も図られています。価格は据え置かれ、1個29ドル(約4,500円)、4個パックで99ドル(約1万5,300円)としています。
3月には、今年最多となる8つの新製品が発表されました。まず、価格が599ドル(約9万2,800円)の「iPhone 17e」が登場しました。最小ストレージ容量が256GBに倍増したほか、「A19」チップや自社製の「C1X」モデムが搭載されており、主要部品の自製化を進める同社の戦略がうかがえます。
続いて、11インチおよび13インチの「M4 iPad Air」が発表されました。これらには12GBのメモリと、アップル独自の通信モデムやワイヤレスチップが採用されています。さらに、「M5」チップ搭載の「MacBook Air」や「MacBook Pro」、改良された「Studio Display」、新型の「Studio Display XDR」も相次いで発表されました。
3月4日には、全く新しいモデルとなる「MacBook Neo」が発表されました。価格は699ドル(約10万8,300円)からで、「A18 Pro」チップを搭載し、同社のノートパソコンとして最も手頃な価格設定となっています。さらに3月16日には、「AirPods Max 2」が発表され、「H2」チップの搭載によりノイズキャンセリング機能などが向上したということです。
8月25日には、デスクトップ型パソコンの最新モデルが発表されました。新型「Mac mini」は「M6」または「M5 Pro」チップを搭載し、より高速な通信規格に対応しています。価格は899ドル(約13万9,300円)からです。また、「M5 Max」または「M5 Ultra」チップを搭載した新型「Mac Studio」も発表されました。これらの製品は9月22日から顧客への配送が始まる予定です。
アップルは9月9日に「Surprise and shine(驚きと輝き)」と題した製品発表イベントを予定しています。このイベントでは、「iPhone 18 Pro」シリーズや同社初となる折りたたみ式iPhone、新型の「Apple Watch」や「AirPods 5」などが発表される見通しだということです。
