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2025年11月6日
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アップル、C1モデム搭載デバイスでiOS 26.2とiPadOS 26.2のインストールをブロック

アップルは、C1モデムを搭載したデバイスでiOS 26.2とiPadOS 26.2の開発者向けベータ版のインストールを阻止すると発表しました。これにより、iPhone 16eやiPhone Air、M5 iPad Pro(Cellular)などが影響を受けるということです。

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アップル-C1モデム-iOS-iPadOS-インストール阻止

アップルは、今週初めにiOS 26.2とiPadOS 26.2の最初の開発者向けベータ版をリリースした後、C1モデムを搭載したデバイスでのアップデートのインストールを阻止すると発表しました。

OTA(Over the Air)ではアップデートが利用可能と表示されるものの、インストールは失敗するということです。

今週の開発者向けベータ版のリリースは異例の展開となっています。iOS 26.2、iPadOS 26.2、watchOS 26.2、tvOS 26.6、visionOS 26.2のテスト版がリリースされましたが、macOS 26.2のベータ版はまだ公開されていません。

Aaron Perris氏がXで指摘したように、アップルはC1モデムを搭載したデバイス、具体的にはiPhone 16e、iPhone Air、M5 iPad Pro(Cellular)でのiOS 26.2とiPadOS 26.2のベータ版インストールを阻止しているということです。

Aaron氏の元の投稿によれば、「アップルはC1デバイス向けのiOS/iPadOS 26.2ベータ1を引き下げました。これにはiPhone Air、iPhone 16e、M5 iPad Pro(Cellular)が含まれます。アップデートは設定に表示されますが、インストールは失敗します。」と述べています。

なぜこれらのデバイスでベータ版が引き下げられたのかは明らかではありませんが、いずれもC1モデムを搭載していることが注目されます。アップルに問い合わせ中で、回答を得られ次第、この記事を更新する方針です。

11月5日午後10時11分(東部標準時)に更新された情報によると、アップルはiPhone 16eとiPhone Air向けにiOS 26.1のリリース候補版を再発行し、M5 iPad Pro(Cellular)向けにiPadOS 26.1のリリース候補版を再発行しました。これにより、以前のベータ版を使用しているユーザーは、ベータプログラムを終了せずにより安定したバージョンにアップグレードすることが可能です。

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