リバティメディアのCEOであるデレク・チャン氏は、アップルとの間でF1の米国向けストリーミング権に関する契約が進展していると発表しました。具体的な発表の時期については明らかにされていないものの、近いうちに発表される可能性があるということです。
F1の映画が公開された後、アップルが2026年シーズンの米国における放送権をApple TV+で取得するためにリバティメディアと交渉しているという報道が相次いでいました。ファイナンシャル・タイムズやビジネス・インサイダー、そしてパックによる報道もあり、契約の成立が高い可能性を示唆していました。
ゴールドマンサックスのCommunacopia & Technology Conferenceにおいて、チャン氏は「交渉はかなり進展しており、現在の状況に非常に満足している」と述べ、具体的な企業名は挙げなかったものの、アップルが有力な候補であることは明らかだということです。
チャン氏の発言から、契約の発表が近いことが示唆されており、明日のアップルの「Awe Dropping」イベントで発表される可能性も考えられます。このイベントはアップルにとって重要な発表の場であり、F1の映画の成功を受けて、次のシーズンのストリーミング権の発表が行われる可能性があります。
Apple TV+は月額12.99ドル(約2,000円)で利用可能で、「セヴェランス」や「ザ・スタジオ」、「ザ・モーニングショー」、「シュリンキング」、「サイロ」などの人気番組を提供しています。