アップルのティム・クックCEOは、四半期決算説明会において、プロ向けデスクトップMacである「Mac mini」および「Mac Studio」の供給不足が今後数カ月にわたって続く見通しであると発表しました。
アップルの公式オンラインストアでは、Mac miniおよびMac Studioの多くの構成モデルが現在品切れ状態となっています。クックCEOは、AIエージェント機能(「OpenClaw」などのユースケースを含む)に対する顧客の関心が急速に高まっており、これらの製品への需要が同社の当初の予測を大幅に上回ったと説明しました。
クックCEOは、Mac miniおよびMac StudioのAI活用における顧客需要について、次のように述べています。
「Mac miniとMac Studioは、AIおよびエージェントツールのための優れたプラットフォームです。顧客の皆さまがそのことに気づくスピードは、私たちの予測を上回るものでした。その結果、想定以上の需要が生じています」
供給不足の主な要因として、クックCEOはアップル独自の半導体「Apple Silicon」の製造に使用される先端プロセスノードの調達難を挙げました。同社は当初の生産量の見積もりが不十分であったことを認め、需要の増加に対応するためには相当のリードタイムが必要であるとしています。供給と需要のバランスが回復するまでには、数カ月を要する見通しです。
デスクトップMacだけでなく、ノートパソコンの「MacBook Neo」についても、継続的な供給制約が見込まれるとしています。クックCEOによると、同製品への需要は「予測をはるかに超えるほど高い」水準にあり、Macの新規ユーザー獲得数において過去最高記録を更新したということです。
また、アップルはメモリ部品の価格が当面の間、上昇傾向を続けると予測しており、その影響を軽減するための「複数の選択肢」を検討中であるとしています。
