アップルは、iOS 18.6のリリースから1週間以上が経過したことを受け、旧バージョンのiOS 18.5の署名を停止したと発表しました。これにより、ユーザーはiOS 18.6からiOS 18.5へのダウングレードができなくなりました。
アップルがiOSの旧バージョンの署名を停止する理由として、古いソフトウェアバージョンにおけるセキュリティ問題が挙げられています。これらの問題は新しいバージョンで修正されているということです。
iOS 18.6は7月29日にリリースされ、バグ修正やセキュリティ向上、写真アプリの「メモリーズ」機能におけるパフォーマンス問題の修正が含まれていました。また、EUにおけるサードパーティ製アプリマーケットプレイスの取り扱い方法に変更が加えられました。
アップルは、iOS 18.6で行われたセキュリティ改善の詳細を別途公開しています。
また、iOS 18を実行できないデバイス向けに、iOS 17.7.9も同日にリリースされました。現時点で、iOS 17.7.8の署名も停止されており、最新バージョンのiOS 17からのダウングレードができなくなっています。