アップルは、iPad向けの最新のソフトウェアアップデートであるiPadOS 26.1を発表しました。
iPadOS 26.1の新機能として、以前のバージョンで削除されていた重要なマルチタスク機能「Slide Over」が復活したということです。この機能により、アプリのウィンドウを「Slide Over」ウィンドウとして指定することが可能になりました。「Enter Slide Over」オプションを使用することで、簡単に設定できます。
「Slide Over」ウィンドウは、他のウィンドウの上に浮かぶ形で表示されるため、他のアプリを使用しながらでも画面上に表示しておくことができます。また、ハードウェアキーボードのショートカット「Globeキー + \」を押すことで、簡単に表示・非表示を切り替えることができます。
iPadOS 18では、Slide Overを使用して複数のアプリを一つのスタックに追加することが可能でしたが、現在は一度に一つのアプリに限定されています。しかし、Slide Overウィンドウはユーザーの好みに合わせてサイズを変更できるようになりました。
このほか、iPadOS 26.1では、バグ修正やパフォーマンスの向上により、前バージョンである26.0よりもスムーズに動作するということです。
iPadOS 26.1は、設定メニューの「一般」→「ソフトウェアアップデート」からダウンロードしてインストールすることができます。対応するiPadハードウェアのリストは、公式サイトで確認できます。
