アップルは、新製品「iPhoneポケット」を発表しました。この製品は、スマートフォン用の布製スリングで、短いサイズが約150ドル(約2万3千円)、長いクロスボディサイズが約230ドル(約3万6千円)で販売されるということです。
この製品は、1枚の布で構成されるデザインで、ファッションの世界では注目されています。特に日本のブランド「イッセイミヤケ」が手掛けたデザインで、「APOC(a piece of cloth)」というコンセプトが反映されています。1997年に故イッセイミヤケ氏が提唱したこのコンセプトは、革新的で技術的なアプローチを示し、廃棄物の削減を目指したものでした。
アップルは「イッセイミヤケのオリジナルプリーツの特性を持つリブメッシュ構造を特徴とし、iPhoneを美しく持ち運ぶ方法です」と述べています。また、伸ばした際に中身が微かに見える設計となっており、iPhoneのディスプレイを覗くことができるとしています。
イッセイミヤケ氏は、スティーブ・ジョブズ氏の象徴的な黒いタートルネックシャツのデザインでも知られています。ジョブズ氏は、ソニーの社員が統一された制服を着ているのを見て、アップル社員用の制服を依頼したことがありました。結果的に、ジョブズ氏自身の個人的なユニフォームが作られました。
長いクロスボディサイズの「iPhoneポケット」は、携帯電話アクセサリーのトレンドを取り入れており、アップルは今年、59ドル(約9千円)のクロスボディストラップも発売しました。一方、短いサイズはより低価格でカラーバリエーションが豊富で、人気が出ると予想されています。
この製品は、アクセサリーをさらに飾るというトレンドの一環として注目されています。Tap to Pay技術や、電話に取り付ける財布などが普及している中、携帯電話用のバッグの需要が高まっているということです。アップルの「iPhoneポケット」は、今後のトレンドを先取りする製品と言えるでしょう。
