アメリカのIT大手アップルは、iPhone向けの新しい基本ソフト「iOS 26.5」のベータ版の提供を開始し、新たな機能のテストを進めていると発表しました。このアップデートは、来月上旬にも一般向けに公開される見通しだということです。
現在、開発者および一般の登録ユーザー向けにベータ版が提供されており、利用者は設定画面からアップデートを管理できるということです。関係者によりますと、来週にも次のベータ版が公開され、来月上旬にはすべての利用者に向けて正式にリリースされる見通しだとしています。
アップルはことしの夏に、地図アプリ「Apple Maps」に広告を導入する計画を明らかにしており、今回のアップデートはその準備の一環だとしています。アプリ内には、おおよその位置情報や検索履歴に基づき、地域に密着した広告を表示する旨の記述が追加されたということです。また、周辺のトレンドなどを基に推奨スポットを表示する機能も新たに導入される方針です。
メッセージアプリにおけるRCS(リッチ・コミュニケーション・サービス)のエンドツーエンド暗号化機能について、アップルは今回のベータ版で再びテストを開始しました。この機能は標準で有効化されており、設定画面から管理できるということです。
さらに、アプリストア「App Store」では、新たな購入オプションが追加される方針です。開発者が利用者に月額料金を請求する際、12か月の継続利用を条件とする契約形態が選択できるようになるとしています。
また、EU=ヨーロッパ連合向けの対応として、他社製のアクセサリーがiPhoneの「ライブアクティビティ」機能を受信し表示できる仕組みのテストが行われています。さらに、他社製機器の通知やペアリング機能の開発も進められているということです。
周辺機器の接続も簡略化されます。「Magic Keyboard」などの純正アクセサリーをUSB-CケーブルでiPhoneに接続すると、ケーブルを抜いた後もBluetooth接続が自動的に維持される仕組みが導入されたということです。
今回の「iOS 26.5」は、前回のアップデートと比較して小規模な変更にとどまっています。アップルの開発の焦点は、ことし6月の開発者会議「WWDC」で発表される見込みの次期基本ソフト「iOS 27」に移行しつつあるとみられています。
