アメリカのIT大手アップルは、スマートフォン「iPhone」向けの次期基本ソフト「iOS 27.2」のベータ版(開発者向けテスト版)の提供を開始したと発表しました。来月にも一般利用者向けに配信される見通しで、新たな機能が多数追加されるということです。
【iOS 27.1ではなく27.2が先行する背景】 アップルは今月14日に「iOS 27」を公開しましたが、そのわずか2日後に「iOS 27.2」のベータテストを開始しました。間のバージョンとなる「iOS 27.1」については、10月23日に発売予定の新型端末「iPhone Duo」に標準搭載される方針です。同バージョンには未発表の端末に関する情報が含まれているため、当面は「iPhone Duo」専用のソフトウェアとして扱われます。その後、今後のアップデートを通じて、すべてのiPhoneモデルのソフトウェアが統合される見込みだということです。
【ヘルスケアアプリの刷新】 iOS 27.2では、ヘルスケアアプリの大幅な刷新がテストされています。新しいアプリは「インサイト」「ロンジェビティ(健康寿命)」「ブラウズ」の3つの画面で構成されています。アップルの独自AI「Apple Intelligence」を活用し、利用者のデータに基づいて最適な情報を表示するとしています。また、スマートウォッチ「Apple Watch」のデータを分析し、実際の年齢と健康状態を比較する「健康年齢」機能も追加されるということです。この新アプリは、年内に正式に提供される予定です。
【TVアプリとSiri AIの機能拡充】 これまで「Apple TV」向けに提供されていたプロファイル機能が、初めてiPhoneのTVアプリにも追加されます。これにより、利用者ごとの履歴や設定の管理が容易になります。
また、iOS 27の目玉機能である「Siri AI」について、対応言語がさらに拡大される方針です。アップルは10月に新たな言語を追加するとしており、今回のアップデートに反映される見込みです。
【FaceTimeの同時撮影機能】 ビデオ通話アプリ「FaceTime」において、前面カメラと背面カメラを同時に使用できる「デュアルキャプチャ」機能が、新たにグループ通話でも利用可能になります。この機能を利用するには「iPhone 17」以降の端末が必要であり、通話の参加者全員がiOS 27以降を使用している必要があるということです。
【今後の開発方針とリリース時期】 さらに、プログラムの解析から、今後のアップデートで追加される可能性のある機能も判明しています。音楽配信サービス「Apple Music」での新譜リリースのカウントダウン機能や、車載システム「CarPlay Ultra」の新たなデザインテーマ、iPhoneのひったくり防止機能などが開発中とみられています。
「iOS 27.2」は、10月中に一般向けに提供される見通しです。
