アメリカのIT大手アップルは、スマートフォン「iPhone」向けの最新基本ソフト「iOS 27」において、カメラアプリに3つの新たな機能を追加したと発表しました。人工知能(AI)を活用した機能の拡充などが盛り込まれています。
新機能の1つ目は、AI対応モデル向けに追加された「Siriモード」です。この機能は、カメラが捉えた視覚情報をAIが解析するもので、外国語のテキストを即座に翻訳したり、イベントのチラシからカレンダーに予定を追加したりできるということです。また、植物の育て方や食品の栄養情報を取得するなど、日常のさまざまな場面で活用できるとしています。アップルは、AI技術を自社製品に深く統合する戦略を推し進める方針です。
2つ目は、カメラアプリの操作画面を自由にカスタマイズできる機能です。写真やビデオ、ポートレートなどの各モードにおいて、利用頻度の高い設定項目を画面上部に配置したり、不要な項目を削除したりすることが可能になります。これにより、利用者の利便性が大きく向上するということです。
3つ目は、上位機種である「iPhone 18 Pro」および「Pro Max」に限定された専門的な機能です。新たな「Proコントロール」が導入されるほか、写真の質感や粒状感を細かく調整できる「フォトグラフスタイル3」が追加されます。さらに、カメラが捉えた元の状態を正確に確認できる「アップル・リファレンス・イメージ」機能も搭載されるということです。
アップルは、AI機能の拡充とカメラ性能の向上を通じて、スマートフォンの利便性を高め、市場における他社との差別化をさらに図るねらいがあるものとみられます。