アメリカのIT大手アップルは、1つの電話番号を2台の「iPhone」で共有できる新機能「iPhone Handoff」を導入すると発表しました。これに伴い、アメリカの通信大手Tモバイルは、同機能の利用にあたり月額5ドル(約775円)の追加料金を徴収すると発表しました。
アップルは今年の開発者向け会議で、最新の基本ソフト「iOS 27」に向けた多数の新機能を公開し、その中で「同じ電話番号で2台の端末を切り替える機能」を示していました。
先日開かれた発表イベントにおいて、アップルの担当副社長は新機能の詳細を説明しました。それによりますと、「iPhone Handoff」を利用することで、手に取ったどちらの端末でも即座に同じ電話番号が有効になるということです。
この機能は、まずアメリカのTモバイルとドイツの通信大手ドイツテレコムで提供が開始されます。年内には、アメリカのベライゾンやイギリスのEEなどでも対応を追加し、順次ほかの通信事業者にも拡大する方針です。
しかし、イベント内では言及されなかったものの、Tモバイルの利用者がこの機能を使う場合、月額5ドル(約775円)の料金がかかるということです。アップルの公式サポートページでも、「機能の登録時に通信事業者の手数料が発生する可能性がある」と記載されており、詳細は各社に確認するよう求めています。
一方、ドイツテレコムでは「iPhone Handoff」に対する専用の料金は設けていないとしています。ただし、この機能は同社の「マルチSIM」サービスの一部として提供されるということです。そのため、既存のプランにマルチSIMを追加する場合は月額6.95ユーロ(約1150円)がかかるとしています。なお、一部のプランでは追加料金なしで利用できるということです。
