アメリカのIT大手アップルは、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」に搭載されている衛星通信機能について、既存のユーザーを対象に無料での提供期間をさらに1年間延長すると発表しました。
この方針は、アップルが新たに発表した「iPhone 18 Pro」に関するプレスリリースの中で明らかにされたものです。
アップルは、「iPhone 14」シリーズから衛星通信機能を導入し、携帯電話の電波やWi-Fiが届かない場所でも、衛星を経由して緊急SOSを発信したり、位置情報を共有したりするサービスを提供しています。導入当初、この機能は2年間無料で提供されると説明されていました。
その後、アップルはロードサービスやメッセージの送受信など、衛星通信を利用した機能を拡充してきました。これまでに「iPhone 14」や「iPhone 15」のユーザーを対象に無料期間の延長措置を行ってきましたが、今回の発表により、「iPhone 16」のユーザーも新たに延長の対象となるということです。
具体的には、アメリカ太平洋時間の9月9日までに、衛星通信機能に対応している国や地域で端末の利用を開始した既存の「iPhone 14」、「iPhone 15」、および「iPhone 16」のユーザーに対し、無料期間がさらに1年間延長されます。また、新たに発売される「iPhone 18 Pro」や「iPhone 18 Pro Max」、「iPhone Duo」の購入者にも、1年間の無料期間が付与されるとしています。
アップルは、無料期間が終了したあとの具体的な料金体系について、現時点では明らかにしていません。衛星通信機能は人命に関わる重要な役割を果たす可能性があるため、緊急時の通信を有料化することには慎重な意見もあり、一部の機能については今後も無料で提供されるのではないかという見方も出ています。
