アップルのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長であるクレイグ・フェデリギ氏は、新型スマートフォン「iPhone Duo」とタブレット端末「iPad」の用途の重複について、利用者は自然に使い分けるようになるとの見解を発表しました。これは、今週公開されたメディアのインタビューの中で明らかにしたものです。
フェデリギ氏は、「iPad」とパソコンの「Mac」の用途について、利用者が最終的にそれぞれの端末をいつ使うべきかという「非常に自然な使い分けのパターン」を見出した状況に言及しました。そのうえで、「iPad」と「iPhone Duo」の間でも同様の傾向が見られるだろうとしています。
一方で、小型タブレットの「iPad mini」については、「iPhone Duo」と用途が重なる可能性があると指摘しています。
フェデリギ氏自身のここ数か月の使用経験として、スマートフォンで作業を始め、その後腰を据えてコンテンツを深く読み込みたい場合、「iPhone Duo」を開いて縦向きで使用することが非常に効果的だということです。同氏は、「利用者はそれぞれの使い方を見つけるだろうが、『iPad mini』などを所有している人にとっては、この新しい端末がその役割を代替することが多いだろう」と述べています。
さらに、ソフトウェア開発の責任者として、アップルが「iPhone Duo」向けの基本ソフト(OS)の最適化に多大な労力を費やしたことを強調しました。競合他社の製品については、「既存の体験を新しい端末の形状に合わせて引き伸ばしたり、詰め込んだりしているにすぎない」と指摘しています。
そのうえで、アップルとしては「iPhone Duo」の設計において、初期段階から専用の体験を構築する方針をとったとしており、ハードウェアとソフトウェアを統合して使い勝手を向上させる同社独自の戦略を改めてアピールする形となりました。
