アメリカのIT大手アップルは、スマートウォッチの最上位機種の最新モデルとなる「Apple Watch Ultra 4」を発表しました。外観は従来モデルを踏襲しつつも、最新の半導体チップや健康管理センサーを搭載し、処理能力と機能を大幅に向上させたということです。
アップルによりますと、新モデルには「S11」と呼ばれる最新のチップが搭載されています。同社はこのチップを「これまでで最も高性能なウェアラブル端末向けチップ」としており、高度なソフトウェア機能の実行が可能になるとしています。また、メモリ容量は前モデルの「Ultra 3」の2ギガバイトから4ギガバイトへと倍増しました。
健康管理の面では、内部のセンサーを刷新した新たなシステムが導入されました。これにより、利用者の健康状態や運動データについて、より詳細な分析が可能になるということです。
バッテリー性能も向上しています。15分間の急速充電で利用できる時間が、前モデルの12時間から18時間へと延び、利便性が高まりました。
さらに、新たなソフトウェア機能として「レディネス(Readiness)」アプリが追加されます。これは、利用者の最近の活動量や睡眠データなどを分析し、その日の活動に適した状態かどうかを0から10のスコアで評価する機能です。「回復に努める」「自分のペースで」「準備完了」「挑戦しよう」といった具体的なアドバイスを提供し、利用者の日々の健康管理を支援する方針です。
また、年内のソフトウェア更新を通じて、音声関連の新たな機能(オーディオ・インテリジェンス)も追加される予定だということです。
「Apple Watch Ultra 4」の販売価格は799ドル(日本円で約12万3800円)で、すでに予約の受け付けが始まっており、9月18日に出荷が開始されるということです。アップルとしては、内部性能の大幅な向上と独自の健康管理機能をアピールすることで、高価格帯のスマートウォッチ市場での競争力をさらに高める狙いがあるものとみられます。
