アメリカのIT大手アップルは、次期OS「watchOS 27」で一部のアプリが起動しなくなる問題に対応するため、開発者に代わって自動的にアプリのアップデートを実施していると発表しました。
現在配信されているベータ版(開発途中のソフトウェア)において、既存の「Apple Watch」向けアプリの一部が正常に動作しない不具合が確認されています。このためアップルは、アプリの互換性を確保する独自の対応を進めています。
アップデートされたアプリは「App Store」を通じて配信され、更新内容には「watchOS 27の互換性を準備するため、アップルによってアップデートされました。新機能は含まれていません」と記載されるということです。
アップルが今週、開発者に向けて通知したところによりますと、この自動更新の作業は8月31日までに完了する方針です。「watchOS 27」や「iOS 27」などの最新の基本ソフトは、9月中旬ごろに一般向けに提供が開始される見通しであり、それに先立って必要な環境整備を完了させる狙いがあるとしています。
今回の対応についてアップルは、一部のアプリにおける「arm64」と呼ばれるプログラムの構造上の問題が原因であると説明しています。同社がシステム側で自動的にプログラムの再処理を行うことで、開発者が個別に修正作業を行わなくても、既存のアプリを引き続き利用できるようにするということです。
