アメリカのIT大手アップルは、スマートフォンなどの「ウォレット」アプリに運転免許証を登録できる機能について、新たに東部バージニア州で導入を開始したと発表しました。これにより、この機能を利用できるのはアメリカ国内で15の州になったということです。
この機能は、2021年にアップルが発表して以来、対応する州を順次拡大しています。バージニア州の住民は、iPhoneやApple Watchの「ウォレット」アプリを通じて、自身の運転免許証をデジタルIDとして追加できるようになりました。
登録手順としては、アプリ内で免許証の表面と裏面を読み取り、本人確認を行う仕組みとなっています。登録されたデジタル免許証は、アメリカ国内にある250以上の空港の保安検査場(TSA)のほか、一部の店舗や施設で身分証明書として利用できるということです。
アップルによりますと、現在、ケンタッキー州やノースカロライナ州、オクラホマ州など、複数の州でも導入に向けた準備が進められているとしています。
同社はデジタルIDの普及を推進する方針を掲げており、昨年には運転免許証の対応が済んでいない州の住民向けに、アメリカのパスポートを「ウォレット」アプリに追加できる機能も提供を始めています。このパスポート機能は居住する州に関わらず、空港の保安検査場で利用できるということです。
