アメリカのIT大手アップルは、iPhoneやApple Watchを車の鍵として利用できる機能「Car Key(カーキー)」について、新たに3つの自動車ブランドへと対応を拡大する方針であることが明らかになりました。
専門家の分析によりますと、アップルのシステム内部のデータに、新たに「リンカーン」「フリーランダー」「ルーシッド」の3ブランドが追加されたということです。
一方で、これらのブランドで直ちに同機能が利用可能になるわけではないとしています。システム内部のデータ更新は、将来的な機能追加を示す有力な手がかりとなりますが、具体的な提供開始の時期や対象となる車種については、現時点で明らかにされていません。
アップルは自社のデジタルエコシステムを自動車分野にも広げるため、提携する自動車メーカーを順次拡大する戦略をとっています。今年7月にも、中国の自動車メーカーが展開する「タンク」や「ハバル」といったブランドへの対応を示唆するデータが確認されていました。
また、新興電気自動車メーカーの「ルーシッド」については、アキュラ、キャデラック、シボレー、ポルシェ、リビアンなどのブランドとともに、将来的に同機能を採用することが以前から示されていました。
「Car Key」は2020年に発表された機能で、対応する車のドアの施錠や解錠、エンジンの始動を端末上で行うことができます。現在は、BMW、メルセデス・ベンツ、トヨタ自動車、現代自動車(ヒョンデ)など、50以上の車種で利用可能となっています。
