アメリカのIT大手アップルは、iPhoneの車載システム「CarPlay」において、複数のAIチャットボットアプリの利用に対応したと発表しました。最新の基本ソフト「iOS 26.4」から導入された機能で、新たにAI検索アプリ「Perplexity(パープレキシティ)」が利用可能になったということです。
CarPlay向けのAIチャットボットとしては、すでに「ChatGPT」が対応していますが、今回「Perplexity」が2つ目のアプリとして加わりました。このアプリは音声による対話を中心に設計されています。
本格的な利用にあたっては、月額20ドル(約3100円)の有料プランへの加入が必要になるということです。無料プランのまま利用した場合、音声モードの利用上限に達したという通知のみが行われるとしています。
現時点で、グーグルの「Gemini」やアンソロピックの「Claude」、xAIの「Grok」といった他の主要なAIチャットボットは、CarPlayには対応していません。
一方、Perplexityは今週、パソコン向けのAIアシスタント機能を公開したほか、自社のAIブラウザをiPhoneやiPad向けにも展開するなど、多様な端末で自社サービスを利用できるようにする事業戦略を加速させる方針です。
アップルは、運転中の安全性を確保するため、CarPlayで利用できるアプリの種類を厳格に制限しています。AIチャットボットは「音声ベースの会話型アプリ」という枠組みに分類され、画面操作を伴わずに音声のみで安全に操作できることが求められているということです。
