アメリカのIT大手アップルは、クリエイター向けのアプリ群「Creator Studio」に含まれる「Logic Pro」や「Pixelmator Pro」などの最新バージョンを提供開始したと発表しました。
今回のソフトウェア・アップデートでは、「Final Cut Camera」や「Photomator」などのアプリにも新たな機能が追加されたということです。
音楽制作アプリの「Logic Pro」では、Mac版において「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」のミックスをプレビューする機能が追加されました。これにより、Apple Musicで配信される際の空間オーディオの音質を、iPhoneやiPad、Mac上で事前に確認できる軽量なファイルとして書き出すことが可能になるとしています。また、Mac版とiPad版の両方で新たな音源パック「Step Reflex Pack」が追加されたほか、不具合の修正や動作の安定性も向上したということです。
画像編集アプリの「Pixelmator Pro」および「Photomator」では、ソニーや富士フイルムのカメラ3機種(Sony Alpha ILCE-7M5、FUJIFILM GFX 100S II、FUJIFILM GFX 100RF)で撮影された圧縮RAW画像への対応が図られました。さらに、新たなキーボードショートカットが追加されたほか、一部の指摘によりますと、今後の展開を見据えた未発表デバイスのフレーム画像も含まれているということです。
このほか、「Final Cut Camera」ではアプリアイコンのデザインが刷新され、「Creator Studio」の統一されたデザインに合わせられました。あわせて、「Pages」や「Keynote」、「Numbers」、「MainStage」、「Motion」、「Compressor」などの主要アプリでも、パフォーマンスの向上と安定性の強化が行われています。
アップルは、クリエイター向けのソフトウェア環境を強化する方針を打ち出しており、「Creator Studio」を月額12.99ドル(約2,000円)、または年額129ドル(約20,000円)で提供しています。同社は今後も、自社のハードウェアとソフトウェアの連携を深め、利用者の利便性向上を図るとしています。
