アメリカのIT大手アップルは、2027年に同社初となるスマートグラスを発売する計画を発表したということです。アメリカのメディア、ブルームバーグが報じたもので、早ければ今年末にも製品の概要が公開される可能性があるとしています。
報道によりますと、アップルは現在、スマートグラスに向けて4種類のデザインをテストしているということです。最終的には、これらのうちの一部、またはすべてのデザインが商品化される見通しです。
検討されているデザインには、大きめの長方形のフレームや、ティム・クック最高経営責任者(CEO)が着用しているような細めの長方形のフレームが含まれています。さらに、大きめの楕円形や円形のフレーム、小さめの楕円形や円形のフレームもテストされているということです。また、本体のカラーについては、黒、オーシャンブルー、ライトブラウンなどの展開が検討されています。
アップルはこれまで、複合現実(MR)や拡張現実(AR)に対応した多様な端末を展開する計画を掲げていました。しかし、開発の遅れや、ゴーグル型端末「Vision Pro」の販売が伸び悩んでいることなどから、今回のスマートグラスの開発は、これまでの戦略を転換し、より現実的な路線へと軌道修正したものとみられています。
新たに開発されるスマートグラスは、IT大手メタが展開する「レイバン」ブランドのスマートグラスに近い機能になるということです。ディスプレイは搭載されないものの、楕円形のカメラレンズを通じて写真や動画の撮影ができるとしています。さらに、電話の応答や音楽の再生に加えて、機能向上が予告されている音声アシスタント「Siri」との連携が可能になる方針です。
