アメリカのIT大手アップルが開発中の「Apple TV」向け次期OSのベータ版において、スマートスピーカー「HomePod(ホームポッド)」を4台同時に接続し、サラウンド音響を楽しめる新たな機能が追加される見通しであることが明らかになりました。
海外のIT専門メディアなどの報告によりますと、開発者向けに公開された「tvOS 27.2」のベータ版において、Apple TV 4Kに最大4台のHomePodをワイヤレスで接続できる機能が実装されているということです。これまでもHomePodを音声出力用のスピーカーとして設定することは可能でしたが、今回のアップデートにより、大幅な機能向上が図られるとみられています。
現在のベータ版では、通常サイズのHomePod2台と小型の「HomePod mini」2台の計4台を同時に接続できることが確認されています。ただし、現時点では開発途中の段階であり、前方や後方といった各スピーカーの役割を個別に割り当てることはできないということです。
動画コンテンツの再生時には立体音響技術の「ドルビーアトモス」やサラウンド音声に対応する一方、メニュー画面やゲームの音声は前方のスピーカーからのみ出力される仕様となっています。
アップルをめぐっては、スマートホーム関連の製品群を大幅に刷新し、事業を拡大する戦略を進めているとされています。市場の予測では、ことし10月にも新たなスマートディスプレイ端末や、新型のApple TV 4K、およびHomePodが発表されると見込まれています。
今回明らかになったサラウンド機能の追加は、同社が目指すスマートホーム分野における競争力強化に向けた布石である可能性が高いと指摘されています。
