アップルは、将来の3つの製品に対して大幅なディスプレイのアップグレードを計画していると発表しました。これに加えて、iPad miniにも特定のアップグレードが予定されているということです。
ブルームバーグのマーク・ガーマン氏によると、アップルはMacBook Air、iPad Air、iPad miniの将来のバージョンにOLEDスクリーン技術を採用することを検討しているとしています。現在、アップルはiPhone、iPad Pro、Apple WatchでOLED技術を使用しており、Apple Vision ProではマイクロOLEDを採用しています。
アップルがOLEDスクリーンを搭載した初のMacBook Proを開発中であるとの噂もありますが、これはすぐには登場しない見込みです。アップルは、まだ発表されていないM5 ProとM5 MaxのMacBook Proモデルに既存のディスプレイ技術を使用する予定です。
代わりに、アップルはM6 ProとM6 MaxバージョンでMacBook Proを再設計する計画です。これらは2027年に登場する可能性が高いということです。このため、初のOLED MacBook Airの登場はさらに先になる見込みで、最も早くて2028年になるとガーマン氏は指摘しています。
一方、iPad miniは最初にOLEDに移行する可能性が高いとされています。さらに、iPad miniの新しい防水設計を開発中であると報じられています。アップルのアプローチはiPhoneとは異なり、スピーカーの穴を取り除くことで水の侵入を防ぐ新しいスピーカーシステムを模索しているということです。
現在のiPad miniは、2024年10月にApple Intelligenceサポートが追加されて発売されました。前回の改訂は2021年9月に行われました。
このiPad miniのアップデートは、早ければ2026年に登場する予定で、価格が100ドル(約1万5500円)上昇する可能性があるとガーマン氏は述べています。A17 Proを搭載したiPad miniは499ドル(約7万7400円)から始まり、OLEDモデルは599ドル(約9万2900円)からになる見込みです。
また、M3 iPad Airは599ドル(約9万2900円)から始まります。報告書には記載されていませんが、iPad Airも同様に価格が上昇する可能性があるということです。
最後に、アップルのエントリーレベルのiPadは、現在の計画ではOLEDに移行しないと報告されています。
詳細はブルームバーグの報告書で読むことができます。
