アメリカのIT大手アップル(Apple)が展開するヘッドセット型端末「Vision Pro(ビジョン・プロ)」について、本体の重さが課題となる中、あおむけに寝転がって映像コンテンツを視聴する使い方が利用者の間で高く評価されていることが明らかになりました。
専門家の間では、現在のヘッドセット型は将来的なメガネ型端末の普及に向けた過渡期の製品であると見られています。専用OSである「visionOS」を市場に浸透させるための、戦略的な位置づけだということです。
発売当初、同端末はあらゆる画面を代替する画期的な製品として期待を集めました。しかし、本体が重く長時間の使用が難しいという声が上がり、中古市場での流通が増加する要因となっています。新品の販売価格が3699ドル(約57万3000円)であるのに対し、現在の中古価格は平均1500ドル(約23万3000円)程度まで値下がりしているということです。
同端末が最も強みを発揮するのは、映像コンテンツの視聴です。現在、ディズニーやユーチューブなどの主要な動画配信アプリが利用可能となっています。
アップルのティム・クックCEOは以前、自身の好む使い方として「あおむけに寝転がってVision Proで番組を視聴することだ」と明らかにしています。
実際にこの方法で視聴すると、端末の重さによる負担が完全に解消され、快適な体験が得られるとしています。値下がりした中古価格であれば、就寝前の映像視聴用端末として活用することは、特に3D映像を楽しむ上で有意義な選択肢になるということです。
