アメリカのIT大手アップルのティム・クックCEO(最高経営責任者)は、株式会社ポケモンの石原恒和社長や人気キャラクターの「ピカチュウ」らが、カリフォルニア州のアップル本社を訪問したと発表しました。
クックCEOは2026年8月27日、自身の公式X(旧ツイッター)にユーモアを交えた動画を投稿しました。動画には、ピカチュウが本社「アップルパーク」内を歩き回り、リンゴの木から実を取ろうとしたり、敷地内の池に向かったりする様子が収められています。その後、クックCEOや次期CEOに指名されているジョン・ターナス氏、そして株式会社ポケモンの石原社長がピカチュウに合流する姿が確認できるということです。
クックCEOは投稿の中で、今回の訪問の目的について説明しています。「ポケモンチームを次期CEOのターナス氏に紹介すること、ゲーム事業について話し合うこと、そしてピカチュウに池に入らないよう丁寧にお願いすること」が当日の議題であったとしています。そのうえで、「3つのうち2つは達成できました」とコメントしました。
今回の会談に関する具体的な事業内容は公表されていません。しかし、アップルがモバイルゲーム事業において課題に直面している時期に行われたことから、今後の動向が注目されています。
調査会社センサータワーの報告によりますと、2026年第2四半期におけるモバイルゲームの収益は、前年の同じ時期と比べて4.5%減少したということです。アップルも、モバイルゲーム市場の低迷がアプリ配信サービス「App Store」の成長の重荷になっていることを認めています。
アップルのケバン・パレクCFO(最高財務責任者)は、2026年第3四半期の決算発表において、「モバイルゲームにおける逆風」がApp Storeの業績に影響を与えた要因の一つであると指摘しています。アップルとしては、世界的な影響力を持つポケモンとの関係を強化し、ゲーム事業のテコ入れを図る方針とみられます。
