アメリカのIT大手アップルは、音声配信サービス「Apple Podcasts(アップル・ポッドキャスト)」について、クリエイターが有料登録者向けに限定動画などを提供できる新たな機能を近く導入すると発表しました。
アップルは2021年、ポッドキャストのクリエイターがリスナーから月額料金を受け取ることができる有料サブスクリプション機能の提供を始めました。これにより、クリエイターは世界170以上の国と地域のリスナーに対し、広告なしでの視聴や限定エピソードなどの特典を提供できるようになっています。
近年、ポッドキャスト市場では動画コンテンツへの移行が進んでいます。アップルもこの需要の高まりに対応するため、プラットフォーム全体で動画フォーマットの拡充を推進する方針です。
今年に入り、アップルは動画と音声を途切れることなく切り替えられる機能や、全画面表示、オフライン視聴のためのダウンロード機能などを導入しました。さらに、最近のソフトウェアのアップデートでは、文字起こし機能やチャプター機能、MacやApple TVでの再生など、動画への対応を強化しています。
今回の発表により、こうした動画機能が有料サブスクリプションにも拡張されるということです。クリエイターは、現在プレミアム音声コンテンツで使用しているのと同じシステムを通じて、有料登録者限定の動画エピソードや、広告なしの動画、先行配信、ボーナス動画などを提供できるようになります。
アップルは、「動画機能の追加により、クリエイターが視聴者とつながり、ビジネスを成長させる新たな機会が生まれる」としています。
現在、機能の円滑な導入に向けてコンテンツの配信事業者と連携を進めており、今後数か月以内に詳細を明らかにする方針です。
