アメリカのIT大手アップルは、iPhoneなどの標準アプリである「マップ」において、広告の配信を正式に開始したと発表しました。
アップルは今年初め、アメリカとカナダを対象に今夏からマップアプリ内で広告を導入する方針を示していました。同社によりますと、数日前からすでに配信が始まっており、今後数週間かけてすべての対象ユーザーに順次展開されるということです。
配信される広告は、通常の店舗や企業の情報と同じように表示されますが、「広告」を示す青い小さなバッジが付与されるということです。
また、アップルは広告事業の拡大にあたり、ユーザーのプライバシー保護を最優先する独自の戦略を強調しています。ユーザーの位置情報や、閲覧・操作した広告の履歴が個人の「Appleアカウント」と紐づけられることはないとしています。
個人データはすべてユーザーの端末内に留まり、アップルが収集や保存をすることはないほか、第三者企業と共有されることもないということです。
なお、マップ上での広告出稿を希望する企業向けには、現在プロモーション用のキャンペーンが提供されているということです。