アメリカのIT大手アップルが開発を進めているとされるメガネ型のウェアラブル端末について、アメリカのメディアは、同社が一目で自社製品とわかる独自のデザインを採用し、複数のモデルを展開する方針であると伝えました。
アメリカの経済メディア、ブルームバーグの報道によりますと、アップルのデザインチームは少なくとも4種類の異なるスタイルのメガネ型端末を設計しており、その一部またはすべてを市場に投入する計画だということです。本体の素材には、一般的なプラスチックよりも耐久性が高く、高級感のある「アセテート」が採用されるとしています。
カラーバリエーションについては、ブラック、オーシャンブルー、ライトブラウンなどが検討されているということです。また、内蔵されるカメラシステムは、競合他社の製品に見られる円形ではなく、縦型の楕円形レンズの周囲にライトを配置する独自のデザインが採用される見通しです。
現在、他社のスマートグラスは既存のメガネブランドと提携して開発されるケースが主流となっています。しかし、アップルは外部企業と提携せず、自社のデザインチーム単独で開発を進める方針です。これは、同社がこれまで培ってきたデザインの強みを最大限に活かす戦略とみられます。
アップルは過去にも、ワイヤレスイヤホンの「AirPods」や腕時計型端末の「Apple Watch」において、複数のモデルを展開しながらも、一目でアップル製品とわかる象徴的なデザインを確立してきました。今回のメガネ型端末においても、同様の戦略を踏襲し、市場での差別化を図る狙いがあるということです。
初期の主力製品を手がけた著名なデザイナーが退社したあとも、現在のデザインチームがどのような製品を生み出すのか注目が集まっています。報道によりますと、早ければ今年の秋にも新たなデザインの全容が明らかになる可能性があるということです。
