アメリカのIT大手、アップルは、今年の秋に同社初となる折りたたみ式のスマートフォンを発売する方針を固めたと発表しました。新たな最上位機種は「iPhone Ultra」と名付けられ、独自の設計や最新の半導体が搭載されるということです。
関係者によりますと、「iPhone Ultra」は本のように開閉する横開きのデザインが採用される方針です。開いた状態では縦よりも横幅が広く、外側の画面は従来よりも横長に、内側の画面は小型タブレット端末「iPad mini」に近い形状になるとしています。また、折りたたみ式端末の課題であった画面の折り目が目立たない新たな技術が導入されるということです。
本体の枠にはチタン素材が使用され、非常に薄い構造となる見通しです。本体カラーは黒と白の2色が展開されるとしています。
カメラ機能について、背面には4800万画素のメインカメラと超広角カメラの2つのレンズが搭載される方針です。一方で、望遠カメラは搭載されないということです。また、2つの画面それぞれに前面カメラが配置され、ビデオ通話などで被写体を中央に捉え続ける機能が採用されるとみられています。
ソフトウェア面では、新たな基本ソフト「iOS 27」が搭載され、複数のアプリを同時に操作できる独自の機能が追加されるということです。
さらに、アップルは主要部品の自社開発を推し進める戦略を掲げています。この方針に基づき、最新の半導体「A20 Pro」チップに加え、他社製に代わる自社設計の通信用半導体「C2」モデムが搭載される方針です。これにより、処理能力の向上と通信の効率化を図るとしています。
生体認証については、顔認証システムではなく、指紋認証が電源ボタンに内蔵されるということです。これは本体を極限まで薄型化するため、顔認証に必要な部品を組み込むことが難しかったためとみられています。
販売価格について、専門家の間では256GBのモデルで1999ドル(約30万9800円)からになると予測されています。スマートフォンとタブレット端末の機能を統合した最上位機種として、これまでで最も高額な端末になる見通しです。
