米国のIT大手アップルは、自社の動画配信サービス「Apple TV」向けに、新たに2つの映画作品を追加して配信する方針を明らかにしたと発表しました。アップルは独自コンテンツの拡充を進めており、著名な俳優や人気キャラクターを起用することで、他社との競争力を高める狙いがあるものとみられます。
新たに追加される1つ目の作品は、俳優のジョン・トラボルタ氏が初めて監督を務める映画「Propeller One-Way Night Coach」です。トラボルタ氏は監督のほか、脚本、ナレーション、プロデューサーも兼任するということです。この映画は同氏が過去に出版した同名の著書を原作としており、5月29日からApple TVで独占配信される予定です。
アップルによりますと、物語は航空黄金時代を舞台に、飛行機好きの少年と母親がハリウッドへと向かう片道旅行を通して、少年の未来を形作る魔法のような体験を描いたものだということです。
また、映画産業の展示会「シネマコン」において、もう1つの追加作品が発表されました。人気キャラクター「スヌーピー」が登場する長編アニメーション映画「Snoopy Unleashed」です。スヌーピーの長編映画は、興行的な成功を収めた2015年の作品に続き、今回が2作目となります。
配信日は現時点で未定ですが、劇場公開は行わず、Apple TVでの直接配信となる見通しだということです。物語は、家出をしたスヌーピーを探すため、チャーリー・ブラウンと仲間たちが大都市へと向かい、真の友情を見出す旅を描くとしています。
アップルは先週にも、キアヌ・リーブス氏やキャメロン・ディアス氏らが出演するコメディ映画「Outcome」の配信を開始するなど、映画のラインナップを強化しています。
なお、Apple TVは月額12.99ドル(約2,000円)で利用できるほか、アップルの複数のサービスをまとめたセットプランでも提供されているということです。