アップルは、App Storeのガイドラインを更新し、ユーザー生成コンテンツを含むアプリの削除対象を拡大する方針を発表しました。これにより、無作為または匿名チャットアプリが新たに削除対象に加わるということです。
アップルのガイドラインには、安全性に関するセクションがあり、特にユーザー生成コンテンツを含むアプリに関する規定があります。これらのアプリは、知的財産権の侵害や匿名でのいじめなどの問題を引き起こす可能性があるとされています。
このような問題を防ぐために、アップルは該当するアプリに対して、不適切なコンテンツの報告やフィルタリングの仕組みを提供することを求めています。
さらに、アップルはポルノコンテンツや実在の人物の客体化、物理的な脅威やいじめを含むアプリを事前通知なしに削除する可能性があるとしています。今回、新たに「無作為または匿名チャット」アプリがこのリストに追加されました。
この変更の背景には、未成年者の保護を目的とした広範な取り組みがあると考えられます。匿名チャットアプリは若年層に人気があり、いじめや脅迫に関連するケースが報告されています。
また、ジャック・ドーシー氏の新しい匿名ピアツーピアチャットアプリ「bitchat」など、抗議活動で使用されるアプリに関連している可能性もあります。
アップルは昨年、ICE活動を報告するアプリを削除した際、「不適切なコンテンツ」ポリシーを理由に批判を受けました。今回のガイドラインの変更は、今後のアプリ削除のための明確な基準を設けるためのものとみられます。
