アメリカのIT大手アップルが新たに発表した折りたたみ式スマートフォン「iPhone Duo」において、一部のアプリが画面全体に表示されず、余白が生じる仕様になっていることが明らかになりました。アップルは発表会で他社の同様の課題を指摘していましたが、自社製品でも同じ問題が生じているということです。
アップルのジョン・ターナス新CEOは「iPhone Duo」の発表会において、他社が先行して発売している折りたたみ式スマートフォンについて言及しました。ターナスCEOは、「他社製品は2つのスマートフォンを不自然につなぎ合わせたようなものであり、利用者の使い方に適していない四角い画面になっている」と指摘しました。さらに、「縦方向のスクロール操作が損なわれるほか、動画再生時には大きな黒い帯が表示され、大画面の利点が活かされていない」と述べていました。
専門家によりますと、こうしたアプリの表示領域に関する課題は、Android OSを搭載した初期の折りたたみ式スマートフォンで顕著に見られたということです。しかし現在では、グーグルによる開発者への支援や端末の普及に伴い、状況は大幅に改善されています。
一方で、IT関連メディアの報道により、アップルが開発者に公開した最新の基本ソフト「iOS 27.1」の仕様書から、同社も同様の表示方式を採用していることが分かりました。最新のOSに対応していないアプリを「iPhone Duo」で起動した場合、画面の両側に黒い帯が入り、従来のスマートフォンと同じ縦長の比率で表示されるということです。
アップルは、iOS向けアプリの開発者が新しい画面サイズに迅速に対応するという強みを持っています。同社は今後、開発者に対して折りたたみ式ディスプレイに最適化されたアプリの提供を促し、利用者の利便性向上を図っていく方針です。
