海外のIT専門メディアは、アップルが開発を進めているとされる折りたたみ式スマートフォン(通称「iPhone Duo」)について、アメリカのIT大手マイクロソフトが2009年に開発した試作機と類似しているとの見解を発表しました。
関係者によりますと、マイクロソフトの試作機「Courier(クーリエ)」は2009年に公開されたものの、プロジェクトは1年足らずで中止され、製品化には至りませんでした。しかし、当時のコンセプト映像を振り返ると、現在アップルが構想している統合的なユーザーインターフェースと極めて近い設計になっているということです。
専門家は、折りたたみ式スマートフォンの開発において、ハードウェアとソフトウェアの高度な統合が不可欠であるとしています。アップルは、この分野において適切な開発手法を提示していると評価されています。
具体的な機能の例として、画面の片側にある写真の一部を、もう片側の画面の別アプリへドラッグする操作などが挙げられます。2009年のマイクロソフトの映像でも、これと全く同様の機能が実演されていたということです。
マイクロソフトはその後、「Surface」シリーズなどの自社製品でこうした機能の一部を導入する方針をとりました。しかし、同社が当初目指していた高度なシステム統合を、結果的に競合であるアップルが実現しようとしている点が、現在改めて注目を集めているということです。
