アメリカのIT大手アップルは、来月発売予定の折りたたみ式スマートフォン「iPhone Duo」について、耐久性やヒンジ(ちょうつがい)の構造などの詳細を明らかにしたと発表しました。ハードウェアエンジニアリング担当のトム・マリーブ副社長が、IT専門メディアのインタビューで語ったものです。
「iPhone Duo」は来月発売される予定で、新しいソフトウェア体験に加えて、複数のハードウェアの革新が盛り込まれるとしています。アップルは、折りたたみ式デバイスの市場において、耐久性と使いやすさを両立させる独自の戦略を打ち出しています。
画面の折り目について、マリーブ氏は「ナノテクスチャーガラス」を採用したことが最適な解決策であると述べています。光沢のある画面では表面の凹凸が目立ちやすいのに対し、マットな仕上げにすることで、長期間使用しても折り目が目立ちにくくなるということです。
また、ヒンジの構造については、開閉時の抵抗感(トルクプロファイル)の調整に多大な労力を費やしたとしています。高級車のドアを閉める時のような重厚感を持たせることで、利用者に安全性と高い品質を感じてもらう設計にしたということです。さらに、半分折りたたんだ状態でも画面が不安定にならないよう、最適化を図ったとしています。
耐久性に関しては、最新の強化ガラス「セラミックシールド2」の性能を高く評価しています。マリーブ氏は、画面を保護するためのフィルムなどを追加で貼る必要はないとしたうえで、「美しい画面を作るために尽力しているため、利用者が保護フィルムを使っているのを見ると非常に残念に感じる」と語ったということです。
