2026年4月13日までに、Appleの「探す(Find My)」ネットワークに対応した紛失防止アクセサリーの最新の市場動向がまとまりました。Appleが新型の「AirTag 2」を発表したほか、各社から多様な機能を持つ製品が展開されているということです。
「探す」対応アクセサリーは、GPS技術に依存せず、省電力のBluetooth信号を発信し、近くにあるApple製デバイスがそれを受信する仕組みを採用しています。位置情報は安全かつプライバシーが保護された状態でネットワークに送信されるということです。これにより、利用者が遠く離れた場所にいても、Apple製デバイスを持つ人が近くにいればアイテムの位置を特定することが可能となります。Appleは、アイテムの位置情報を共有する新システムなど、ネットワークの機能を継続的に拡充する方針です。
Appleは今年、第2世代の超広帯域(UWB)チップを搭載した「AirTag 2」を発表しました。従来のAirTagは、形状が1種類のみで取り付け機構が内蔵されていないなどの課題が指摘されていましたが、引き続きエコシステムの中心的な役割を担うとみられています。
サードパーティ各社も、Appleのエコシステムと完全に互換性のあるトラッカーを展開しています。Chipolo社は、複数の異なる形状のトラッカーを製造しており、「探す」アプリ上でApple製品と一括して管理できるとしています。また、SwitchBot社の「Wallet Finder」は、クレジットカード大の形状にキーリングホルダーが内蔵されており、財布やリュックサックの管理に有用なアクセサリーとして評価されています。
Pebblebee社からは、小型でキーリングホルダーを内蔵した「Pebblebee Clip」や、超小型設計の「Universal Tag」などが提供されています。これらはUSB-Cケーブルでの充電に対応しており、数か月から1年のバッテリー駆動を実現しているということです。
単体のトラッカーに加え、「探す」機能を直接内蔵した製品も市場に登場しています。Swissdigital社などは、「探す」機能を統合したバックパックを提供しています。また、旅行者向けとして注目されているのが、Twelve South社の「PlugBug」です。これは「探す」機能が統合されたUSB-C急速充電器であり、充電器自体の紛失を防ぐ新たなアプローチとして位置づけられています。
さらに、Nomad社が新たに展開する「Tracking Card Pro」は、クレジットカードに似た金属製の高級感あるデザインを採用しています。一部では過剰な仕様との見方があるものの、高いデザイン性が市場で評価されています。財布の中に違和感なく収納でき、Qi規格やMagSafe充電器でのワイヤレス充電に対応し、1回の充電で最大16か月使用可能だということです。同社は、より安価なモデルとして「Tracking Card Carbide」も販売しています。
「探す」ネットワークに対応したアクセサリー市場は拡大を続けており、今後も各社による製品開発が進むことで、利用者の選択肢がさらに広がることが予想されます。
