アメリカのIT大手アップルは、最新のモニター「Studio Display XDR」に搭載する医療画像確認機能が、アメリカ食品医薬品局(FDA)の承認を取得し、提供を開始したと発表しました。
アップルが先月発表した「Studio Display XDR」には、放射線科医などが診断画像を直接モニター上で確認できる「医療画像キャリブレーター」機能が搭載されています。この機能について、アップルはFDAの承認手続きを進めていましたが、承認が得られたとして、アメリカ国内のユーザー向けに提供を始めたということです。
アップルの幹部であるグレッグ・ジョズウィアック氏によりますと、この機能は最新の基本ソフト「macOS 26.4」を利用するユーザーを対象に利用可能になったとしています。
アップルによりますと、多くの医療従事者がすでに業務でMacを利用していることから、この機能の導入により、専用の医療用モニターに代わる多目的な選択肢を提供する方針です。ユーザーは、設定画面から医療用と一般用を簡単に切り替えることができるということです。
また、この機能は乳がん検診のマンモグラフィを除く、一般的な放射線診断において、訓練を受けた医療従事者が使用することを想定しているとしています。アップルは今後も医療分野での技術活用を進め、医療従事者や患者の負担軽減に貢献していく方針です。
