アメリカのIT大手アップルは、ワイヤレスイヤホンの新製品「AirPods 5(エアポッズ・ファイブ)」を発表しました。すべてのモデルにノイズキャンセリング機能を標準搭載しながら、価格を抑えたのが特徴で、本日から予約の受け付けを開始したと発表しました。
アップルによりますと、新たに発表されたのは「AirPods 5」と、ワイヤレス充電ケースが付属する上位モデルの2種類です。これらは従来の「AirPods 4」シリーズに代わる製品となります。
最大の特徴は、周囲の雑音を打ち消す「アクティブノイズキャンセリング機能」が全モデルに標準搭載された点です。従来、この機能を利用するには179ドル(約2万7700円)のモデルを購入する必要がありましたが、新型では129ドル(約2万円)の基本モデルから利用可能となります。これにより、実質的に50ドル(約7700円)の値下げになるということです。
アップルは、新しい音響構造などを採用したことで、ノイズキャンセリングの性能が従来比で最大50%向上したとしています。
また、周囲の音を聞き取りやすくする「外部音取り込みモード」も改良され、より自然に人の声や環境音が聞こえるようになったということです。音質面では、上位機種の技術を応用し、利用者の耳の形に合わせて音を自動調整する機能などを搭載しています。さらに、防塵・防水性能も従来の「IP54」から「IP57」へと向上し、耐久性が高まりました。
価格設定について、基本モデルは129ドル(約2万円)と据え置かれた一方、ワイヤレス充電ケースが付属する上位モデルは149ドル(約2万3100円)となり、従来の同等モデルと比べて30ドル(約4600円)安く設定されています。
上位モデルでは、ワイヤレス充電に対応するほか、イヤホン本体の軸の部分を指でなぞることで音量を調整できる機能が追加されています。また、バッテリーの駆動時間も基本モデルより1時間長く、ケースと併用することで最大22時間の再生が可能だということです。
アップルは、高機能化と価格の引き下げを両立させることで、消費者の利便性向上と市場シェアの拡大を図る方針です。新製品はすでに予約の受け付けが始まっており、9月18日から出荷が開始されるということです。
