アメリカのIT大手アップルは、新型スマートウォッチ「Apple Watch Series 12」および「Apple Watch Ultra 4」を発表し、心拍数測定の機能を大幅に向上させたことを明らかにしました。新たなセンサーシステムの導入により、文字盤の小型表示でリアルタイムの心拍数が確認できるようになったということです。
アップルは、健康管理やフィットネス追跡をウェアラブル端末の中核的な価値と位置づけており、今回の刷新もその戦略に沿ったものとみられます。新たに搭載された「ヘルス・センシング・システム」により、心拍数モニターの性能が飛躍的に向上しています。
同社によりますと、新しいシステムでは5秒に1回のペースで心拍数を測定することが可能となり、従来のモデルと比較して測定頻度が60倍に増加したとしています。
このハードウェアの進化に伴い、文字盤上の「コンプリケーション」と呼ばれる表示機能にも変更が加えられました。これまで、小型の円形表示は単なる心拍数アプリの起動ボタンとして機能していました。しかし、最新の仕様では、小型表示のままで実際の心拍数が直接表示されるようになったということです。
従来、心拍数の数値を文字盤で確認するためには、測定時刻などの詳細を示すスペースが必要な大型の表示形式を選択する必要がありました。また、旧モデル向けの最新OS「watchOS 27」のリリース候補版では、小型表示は引き続きアプリ起動ボタンのままとなっています。
今回の変更により、ユーザーはより少ないスペースでリアルタイムの健康データを把握できるようになり、日常的な健康管理やストレス対策の利便性が向上するとしています。
価格について、アップルは「Series 12」を399ドル(約6万1800円)から、「Ultra 4」を799ドル(約12万3800円)からとする方針です。両モデルとも現在予約の受け付けを開始しており、9月18日に発売される予定です。
