アメリカのIT大手アップルは、最新のスマートウォッチ「Apple Watch Series 12」および「Ultra 4」を発売し、文字盤上で歩数をリアルタイムに表示する新たな機能を搭載したと発表しました。
新たに搭載された機能では、心拍数のデータとともに、現在の歩数が文字盤上に常時表示されるということです。アップルの端末では、スマートウォッチが登場する以前のスマートフォンから歩数データ自体は記録されていましたが、これまでは「フィットネス」や「ヘルスケア」などのアプリ内に格納されていました。
今回の仕様変更により、活動量を示すリングと同様に、文字盤の表示項目として歩数を直接設定できるようになりました。外部のアプリでは以前から同様の機能が提供されていましたが、標準機能として組み込まれたのは今回が初めてとなります。
この機能が最新機種に限定されている背景について、新型ハードウェアの処理能力や電力効率が向上したためだと指摘されています。また、アップルはこれまで、単なる歩数にとどまらず、心拍数などの各種センサーを活用した総合的な健康管理を推進する戦略をとってきたとみられています。
この新機能について、リアルタイムで数値が増加していく様子を確認できることが、利用者の運動への動機付けにつながっているということです。朝の少ない歩数から目標に向けて数値を増やすことがゲーム感覚で楽しめるとして、特にデスクワークが中心の利用者にとって、日常的な活動量を増やすきっかけになるとして評価されています。
「Apple Watch Series 12」および「Ultra 4」は、すでに販売が開始されています。