アメリカのIT大手アップルが展開する新型ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro 3」について、利用者の間で装着感や機能性の向上が高く評価されていることがわかりました。同社は、大規模なデータ分析によりフィット感を大幅に向上させた製品を開発したと発表しています。
アップルは製品開発において、10万時間に及ぶ利用者の調査と、3億件の耳の形状に関するデータを分析したとしています。これにより、「これまでで最も安定し、フィット感に優れた製品」を実現したということです。実際に使用した専門家などからは、新しい形状と発泡素材を組み込んだイヤーチップにより、長時間の着用でも負担が少なく、快適性が向上していると評価する声が上がっています。
また、周囲の音を聞き取る「外部音取り込みモード」についても、前世代のモデルと比較してより鮮明に聞こえるよう改善されているということです。これは、新しいイヤーチップによる密閉性の向上を補うための調整とみられています。音質に関しては、前モデルと同等の高い水準を維持しているとしています。
一方で、課題も指摘されています。イヤホン単体のバッテリー駆動時間は、外部音取り込みモードの使用時で最大10時間と、前モデルの6時間から大幅に延びました。しかし、充電ケースを併用した場合の全体の駆動時間は最大24時間となり、前モデルの30時間から短縮されています。このため、利用者に対して充電を促す通知がより頻繁に表示されるようになり、こまめな充電が求められるということです。
同製品は、現在オンライン通販サイトなどで224ドル(約3万4700円)で販売されています。専門家は、購入を検討する利用者に対し、直営店などで実際に試着して装着感を確認することを推奨しています。
