アメリカのIT大手アップルは、AI=人工知能の機能を強化した新しい映像配信機器「Apple TV 4K」を、9月9日に開かれるイベントで発表する見通しであることがわかりました。
関係者などの情報によりますと、新しい「Apple TV 4K」には、主に4つの新機能や改良が加えられる方針だということです。
1つ目は、専用リモコン「Siri Remote」の改良です。 パソコン向けの基本ソフトの最新のテスト版から、新しいリモコンの存在を示すデータが確認されました。大幅なデザイン変更はないとみられていますが、紛失した際に見つけやすくするため、第2世代の超広帯域無線通信チップが搭載される可能性があるとしています。
2つ目は、生成AI機能の搭載です。 アップルは、自社開発のAI「Apple Intelligence」を新たな製品戦略の柱に据えています。新しい「Apple TV 4K」でも、高度な音声アシスタント「Siri AI」が利用可能になり、検索機能などが大幅に向上する見通しだということです。
3つ目は、処理能力を大幅に高めた半導体の採用です。 現在販売されているモデルには、2021年に登場したチップが搭載されています。新しいモデルではAI機能を実現するため、より処理能力の高い最新の「Aシリーズ」の半導体が搭載される方針です。
4つ目は、通信機能の強化です。 最新のスマートフォンで初めて採用された新型の通信用半導体「N1」チップを搭載し、「Wi-Fi 7」や「Bluetooth 6」、さらにはスマートホーム向け通信規格の「Thread」に対応するということです。
アップルは、AI機能を搭載した新しい機器を投入することで、スマートホーム市場での競争力をさらに高めるねらいがあるものとみられます。
