アメリカのIT大手アップルは、9月のイベントにおいて、スマートフォンの新たな上位機種である「iPhone 18 Pro」や「iPhone Duo」などを市場に投入すると発表しました。一方で、通常モデルとなる「iPhone 18」の発表は見送られたということです。
今回発表されたのは、「iPhone 18 Pro」、「iPhone 18 Pro Max」、そして新たな折りたたみ型端末である「iPhone Duo」の3つの上位機種のみです。これまで同社は、上位機種の発表と同時に通常モデルの新型iPhoneを投入してきましたが、今回はその慣例とは大きく異なる対応となりました。
複数の報道によりますと、今回発表が見送られた通常モデルの「iPhone 18」は開発が中止されたわけではなく、2027年初頭に発売される見通しだということです。2025年5月の時点ですでに、こうした発売スケジュールの変更を予測する見方が出ていました。
アップルが発売時期を分散させる背景には、主に2つの理由があると指摘されています。1つ目は、製品ラインナップの拡大です。「iPhone Duo」のような新たなモデルが加わるなかで、秋の発表会に新製品が集中することを避け、主要なスマートフォンの発売を秋と春の2つのサイクルに分ける戦略をとったものとみられます。
2つ目の理由として、メモリー半導体の不足が挙げられています。上位機種と通常モデルを同時に発売した場合、需要に対する供給が追いつかなくなる事態を未然に防ぐため、意図的に時期をずらした可能性があるということです。
アップルは今後、スマートフォン市場における需要動向や部品の供給網を見極めながら、2027年初頭に向けて通常モデルの投入準備を進める方針です。
